ひな祭りと聞いて、女の子の成長や幸せを願う行事だと思い浮かべるでしょう。
ですが、あなたは由来についてご存知でしょうか?
今回はひな祭りの由来やひな祭りの時になぜちらし寿司やひなあられを食べるのかを紹介していきます!
ひな祭りの由来とは?
古代中国から平安時代に伝わりました。
古代中国では、災いを祓うため、手足を手で洗い、身を清める行事がそのまま日本に伝わったわけです。
平安時代に人形と災いを川に流す「流し雛」が始まり、人形を使ったおままごとが流行っていたため、古代中国と日本の流し雛を合体させ、人形を飾り、幸せを願う風習になっていったのです。
雛人形をすぐに片づけないと婚期が遅くなると言われているのは、流し雛の災いを流す→流さないと災いが残留するという名残なのです。
ひな祭りにちらし寿司を食べる由来とは?
ちらし寿司をひな祭りに食べる風習となった由来にはいっぱい説があります。
その中でも「一汁一菜令」を紹介します。
1664年に今でいう岡山県である備前で大洪水が起こりました。
当時の藩主、池田光政公は復旧を早めるため、汁物一品と副食一品以外を禁止する「一汁一菜令」を発布しました。
庶民の食生活が一転し、それでも美味しいものを食べたいと願い、ご飯桶の下に具材を敷き詰め、食べる時にひっくり返し、混ぜご飯として食べていたのがちらし寿司の由来だと言われています。
幸せを噛み締める→幸せを願いという感じに浸透していったと言われています。
ひな祭りにひなあられを食べる由来とは?
人形と一緒に外でひな祭りを楽しむ風習があり、その外出の携帯食料として菱餅を砕いたものを「ひなあられ」と呼び食べていたという説があります。
ひなあられには色々な色があります。
白は雪の大地・緑は木々の芽吹き・赤は生命を表し、健康を願ったものなのだそうです。
その中でも白・赤・緑・黄色のひなあられもあります。
これは四季を表しています。一年通して健康でいてほしいという願いが込められております。
〜まとめ〜
私は北海道男子なのでひな祭りについての知識が薄かったのでしが今回調べてみて、深い願いが込められていることを知り、考えさせられました。
男だから関係ないのではなく、将来にも生かせる知識だなと思います。
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